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Luminar
October 16
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SKYLUM社のLuminarには既存の写真編集ソフトにはなかった高性能かつ個性豊かな機能が数多く存在します。
今回はプリセット機能を使って写真編集の方法をご紹介します。
Luminarには多彩な編集機能を持ったフィルターが数多く存在します。
それらのフィルターを使いこなせれば、写真を思い通りに編集することができます。
しかし、写真編集が不慣れな人や初めての方がすぐにその多彩なフィルターを使いこなして写真を編集することは困難です。
そんな方はまずプリセット機能を使って写真を編集してみましょう。
プリセットの基本的な使い方
まずはじめにプリセットの基本的な使い方について解説していきます。
画面下に表示されているのがプリセットパネルと呼ばれるプリセットを表示する領域になります。
もし画面下にプリセットパネルが表示されていない場合は、画面上にあるプリセットパネルのタブをオンにすることで表示されます。
Luminarで使用できるプリセットの総数は60以上もありますが、プリセットをカテゴリーに分けているので、迷うことなく被写体にあったプリセットにたどり着くことできます。
プリセットパネルの上にあるカテゴリーをクリックするとこのようにプリセットのカテゴリーが表示されます。
- Basic
- Street
- Outdoor
- Portrait
- Travel
- Dramatic
- Aerial
の七つのカテゴリーがあります。
編集する被写体と同じカテゴリーのプリセットを必ず選択しないといけないというルールはありませんが、基本的には被写体にあったカテゴリーを選択するのがベターです。
上の写真はプリセット適用前で、下の写真はプリセット適用後です。
今回の被写体にはtravelのカテゴリーにある「Happy Memories」というプリセットを適用してみました。
適用前は少し地味目な写真でしたが、プリセット適用後は色鮮やかに仕上がりました。
次はDRAMATICの「Bloody Mary」
というプリセットを適用してみました。
赤色以外の部分がモノクロになる効果のようです。
このようにプリセットにはベーシックな補正を施すものから大胆な補正を施すものまで様々な種類が収録されています。
プリセットを自分好みに編集する
先ほどのようにプリセットを適用して一発で満足いく編集結果が得られれば良いのですが、プリセットの効果が強く出て自分のイメージ通りに編集されないことがあります。
そんな場合でもLuminarでは様々な方法でプリセットを自分好みに編集することができます。
プリセット全体の効果を調整する
一番簡単なのは適用しているプリセットパネルの量の項目を調整する方法です。
量を下げることで、プリセット全体の効果を弱めることができます。
プリセットをさらに細かく調整する
プリセット全体の効果を調整してもまだ自分のイメージにならない場合があります。
そんな時はプリセットを更に細かく調整しましょう。
プリセットを適用すると右サイドパネルに様々な効果のフィルターが表示されています。
プリセットを適用すると写真が変化する理由は、プリセットとは調整されたフィルターの集合体だからです。
例えば、今回使用しているプリセットの「Soft &Airy」であれば、現像フィルター・彩度/自然な彩度・ラディエンス・ディテールと言うフィルター効果の集合体となっています。
それらのフィルターごとに調整すればより写真を自分好みに仕上げられると言うことです。
ただ、Luminarを使い始めて間もない方はどのフィルターを調整すれば、どのように変化するのかわからないですよね。
そんな時は、フィルターパネルの効果名の横にある目のマークをクリックしていましょう。
するとこのようにアイコンが変化し、このフィルター効果のみをオフにすることができます。
オンオフを切り替えながら、画面を見ればそのフィルターがどのような効果を持っているか一目瞭然です。
例えば、ラディエンスであれば、オフにすると写真全体の輝きとぼけた感じがなくなります。
自分がもっと写真全体の輝きとぼけた感じをプラスしたければ量を上げ、効果を弱めたければ下げると言った感じで調整して行きましょう。
これをフィルター毎に繰り返していけば、プリセットをさらに自分好みに調整して行けるだけでなく、フィルター効果の使い方の勉強にもなります。
プリセットにフィルターを追加する
プリセットに適用されているフィルター効果を調整できるようになったら、プリセットにフィルター効果を追加して更にカスタマイズして行きましょう。
今回は青空の色が少し強いと感じたので彩度を弱め、主役のコスモスをもう少し目立たせるため彩度を上げたいので、色別に彩度を調整できるHSLフィルターを追加しました。
上がプリセット適用前で下がプリセットにHSLフィルターを追加した写真です。
このように自分でフィルター効果を追加することでプリセットをさらに自分の色に染め上げることができます。
ちなみに今回はフィルターを追加しましたが、逆に必要ないと感じたフィルター効果があれば、フィルターパネルのバツ印をクリックして削除することもできます。
オリジナルのプリセットを作成する
上の写真はportraitカテゴリーにある「portrait soft glow」にオートン効果フィルターを追加しています。
Luminarには自分の手で編集して出来上がったプリセットをユーザープリセットとして保存する機能もあります。
画面右下のユーザープリセットを保存をクリックするか、ツールバーのフィルター→ユーザープリセットを保存をクリックし、プリセットの名称を入力し、新規プリセットを作成します。
作成したプリセットはカテゴリー内のユーザープリセットからいつでも使用することができるようになります。
また同じ場所で撮影した写真や同じ被写体の写真を大量に編集する際は、バッチ処理機能を使って大量の写真にユーザープリセットを適用すれば、短時間で編集することができます。
最後に
このようにLuminarのプリセット機能は単純なようで、実はとても考えられた奥深い機能ですね。
そして、skylumの公式サイトからはプロのフォトグラファーや開発チームが作成したハイクオリティーなプリセット集をダウンロードすることもできます。
それらのプリセットを使用すればさらに写真編集の幅が広がるのでオススメです。
それでは、プリセット機能を使ってLuminarで写真編集を楽しんでください。