HDR はカラー写真だけのためにあるツールではありません。モノクロ写真にも大活躍するのです!

HDR フォトグラフィーとモノクロは、互いに交わることのない別の存在、全く相反するものだと感じている人は多いのではないでしょうか。そこで私は主張したいのです。 HDR はモノクロフォトグラファーにとって、非常に役立つツールになり得るということを! あなたが、カラーではディテールが あまりにも正常の域を超えすぎるような画像を撮れるのなら、それをモノクロに変えることで、ディテールの際立つ芸術作品をつくりだすことができるのです!Google で Black & White HDR を検索してみてください。数え切れないほどの素晴らしい例を見ることができます。

HDR はあなたの画像のミクロテクスチャを引き出し、光と影のディテールをより引き立たせることで画像全体のトーンを変化させることができます! これらのテクニックを使うと、カラー写真ではちょっとやりすぎに見えてしまうこともあります。一方モノクロ画像ではそれが美しく揺らめく炎のようになるのです。

正しい使い方はありません...

モノクロ画像に HDR をどんな風に使うか、「正しい」方法はありません。様々な実験をしながら、あなたのやり方を探し出すことが大切です。 私は、モノクロに初期変換する前に、画像にどこまでのディテールとコントラストをもたらすことができるのか見てみます。初期変換した後、モノクロでさらに様々な編集を試していきます!

できる限り RAW で撮影して編集することをお勧めします。こうすることで使えるデータや光と影のリカバリーが増えます。コンピューター上での仕事は少々増えますが、それだけの価値はあります!

ブラケット撮影写真をマージして (3-14 ステップ) 必要となる HDR のベースを作ります。ここからは、画像をカラー写真で 加工するときと同じように 編集していきます。あなたの好きなように仕上げます。 私の場合は、安全に HDR 編集を進めていくためにまずレイヤー1のトーンマッピングを編集し、それから輝度マスクを使います。 次のレイヤーは、ディテールをなめらかにするためのデノイズレイヤーとなります。 そして、いくつかのディテールと色をより印象的にするためにレイヤーをもう一枚追加し、鮮やかさを出します。

新しいレイヤーを作成し、サイドバーにあるカラーツールで彩度スライダーを選択し、一番下の -100 まで下げてしまいます! これがまったく純粋なモノクロのスタート地点となります。このレイヤーに対して行うのはこれだけです。適切な名前をつけてから、もう一枚新しいレイヤーを作成しましょう!面白くなるのはここからです。 

あとはどんな編集もモノクロのレイヤーに重ねていけば、すべてはあなたの思うがまま。ここですでにモノクロの素晴らしい画像ができていれば理想的ですが、さらに遊んでみるのもいいでしょう。私がモノクロ画像を作成するときはいつも影とコントラストを引き立たせて、ショットに真の奥行きを与えるようにしています。

これらのサンプルとそのカラー版からもわかるように、HDR はカラー写真だけのものではないのです。もしあなたが私のようなモノクロフォトグラファーなら、HDR は息を呑むような画像をつくりだすための素晴らしい武器なのです。

さあ、あなたの画像にモノクロ HDR を試してみてください。まだ Aurora HDR をお持ちでない方は、 ホームページで無料トライアルをダウンロード。どうをお楽しみください。